妙光寺とは
妙光寺は、千葉のほぼ中央付近にある、江戸時代から500年以上続くお寺です。
妙光寺の山号は、紀州熊野の住人だった開基が熊野山を名付け、寺号は開基の日妙と妻日光の二字を合わせ、妙光寺と命名されました。
古文書によると、文化年間開山時には、末寺十ケ寺檀徒百余軒を有していました。
房総半島の南東部にある安房小湊は、日蓮聖人が生まれた地です。
房総半島の各地には日蓮宗をはじめ、さまざまな宗旨のお寺が今も点在しています。
大多喜町は、古くから城下町として栄え、大多喜城は徳川四天王の一人本多忠勝が城主であったことでも知られています。
温暖な気候で豊かな自然が広がる大多喜町では、さまざまな作物が採れ、春の「たけのこ」は特に有名です。
妙光寺の裏手にも竹林があり、4月には「たけのこ」を求めて大勢の人が集まります。
私たちは自分一人で生きているわけではありません。
先祖がいて家族がいる。
生きている限り、心にも汚れがついていきます。
衣服と同じように洗濯が必要です。お寺は格好の洗い場。
つらいことがあったら、ぜひお寺に来てみてください。
そこで手を合わせてみてください。
お寺を誰にでも開かれた場にしたいのです。